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想いを込めて。

2018.09.24

家の完成前、最後の作業。
カウンターと玄関ドアのWAX掛け。
この作業は、私がするようになりました。


WAXが飛び散らないように、しっかりと養生します。
特にカウンターのほうは、オイルを塗ってふきあげるのが一般的ですが、
耐水ペーパーを使って磨き上げる。


こうすることで、ツルッツルに仕上がります。
ウレタン塗装(つや消し)をすることも多いと思いますが、
無垢の木の質感をできるだけ、手に感じてほしいので、
オイル仕上げをよく使います。
ツヤも抑えて、ツルツルで、しかもしっとりと。。。
とってもいい感じです。
この作業のときは、ほぼ全ての工程が完了してるので、
一人でじっくりと。
今までの現場でのことをじっくりと思い出しながら、
想いを込めて磨き上げます。
現場で一人でいると、いろんなことを考えます。
バタバタと作業を行っているときでは、
なかなか気づかないような景色に気づいたり、
お客様がどんな気持ちでその場に立つのかを想像してみたり、
お客様家族の暮らしを想像してみたり、、、
工事中もお客様とたくさんのことを話します。
暮らしていると、ちょっとした光の差し込む風景に気づくこともあるし、
子供さんが思わぬ行動を起こして、家族で大笑いすることもあるだろう。
毎日、いろんなことに気づいて、大小様々な感動と出会うと思いますよ。
楽しみですよね~!
自分が、日常で体験していることなので、
早くお客様にも、そんな日常を暮らしてもらいたい。
そんな想いで、いろんなことを共有させていただいてます。
既製品ではなく、無垢の木を使った仕上げを提案させていただくことが多いのですが、
その中でも徳島杉の床板の頻度が高いんです。
杉は、柔らかくて傷がつきやすいのを嫌う方もいます。
でも、暮らしていると意外と気にならない。
それよりも、その傷を通して、家族の暮らしを刻み込むイメージ。
使えば使うほど、深みを増していきますよ。
そんな話もしながら、お客様の想いも込めていただきます。
家を大切にするってことは、
どんどん使って楽しむということだと思います。
そうしているうちに、
「あ~したい、こ~したい」
そういう思いがどんどんお客様の中で膨らんできて、
さらに楽しくなる。
そのうちに、お客様なりの使い方が、
見つかるのだと思います。
家族の成長と共に、ライフスタイルは、
どんどん変わっていくのは、当たり前です。
家は、家族の暮らしをしっかりと受け止めてくれます。
それぐらい器の大きいものだと思います。
お客様家族が、やりたいことがあれば、
前向きに考えて、思い切って変えていけばいいと思ってます。
どうすれば、それが実現できるのか?
そういうことのサポートしていくのが、
K-supportの使命だと考えてます。


なんてことを、いろいろ考えながら、
今日の作業は無事に完了しました。
自分が、この仕事を楽しんでるなぁ、
大好きなんだなぁ、
と、そう思った一日でした。
あと少し。
もうじき新しい暮らしが始まります。
K-support 片山

日々の暮らしを綴ってます。
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「ここちよく」

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