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断熱性能

2019.01.18
先日、上棟した八万町のいえ。


ここ数年、取り組んできたことを
自社物件としていろいろと
取り入れています。
その大きな点としては、
断熱等の性能
耐震の性能
の二つです。
お客さんにとっては、
その辺はしっかりしてて
当たり前と感じると思います。
でも、法律で規定されているのは、
最低基準について、
どの程度の性能を持った
家にするかは、
工務店によってさまざま。
特に断熱性能については
基準はあるものの
それを施工する義務はない。
極端な話、断熱材を入れなくても
家を建てる事ができるんです。
もちろん、そんな家はまず無いでしょうけど。
地球環境の問題や
家の中でのヒートショックを
代表とする健康被害の問題から
断熱等の性能を
2020年に義務化する
という流れで業界は進んできました。
昨年末の発表で
とりあえず義務化は
見送られることとなったようです。
弊社もこちらを見据えて
準備を進めてきていました。
私の自宅もこの基準はクリアしています。
(数値としてはギリギリのところですが、笑)
その家で、4年ほど暮らしてきましたが、
確かに朝寒すぎてつらい
なんてのは経験したことないんです。
暖冷房に頼らなくて
いい時期も多いと思うので
光熱費も比較的少ない
暮らしもできています。
光熱費や省エネの話は
建物性能だけでなく
暮らし方にも大きく影響を受ます。


「1985アクション。」
2年ほど前のブログで
自宅の光熱費を調べてたんですが
平均的な家の64%ほどの
エネルギー消費で暮らしてました。
断熱の性能の基準として、
外皮平均熱貫流率UAというのがあり
徳島市辺りでは、
UA値が0.87W/㎡K以下に
する必要があります。
八万町の家は
UA値が0.59W/㎡K
となっています。
なかなかの数値が出ました。
でも、大事なのは
この数値を踏まえて
どういう暮らしをするか
ということをお客さんが
しっかりと意識できているか
自宅での暮らしの経験をもとに
お客さんの暮らしに
しっかりと寄り添います。
K-support片山

 

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