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緑化のニーズはもっと深いはず

2013.02.26



緑化



ニーズ

はもっと

深い

はず」

定期購読している日経アーキテクチュアの2013 2-25の特別編集版の記事。
すごく確信を付いているように思えた記事でした。
現在の住宅における緑に対するイメージ(これは、都市に関しても共通だと思います。)
以下は、この中で久保さんの言葉、記事の抜粋です。
・「緑化」や「シンボルツリー」といった言葉は確かに普及しました。
 でもそうした言葉が普及することで、
 逆に木を植えることだけで満足してしまっている部分もあるのではないでしょうか。
 建築は、本来建物だけでなく、外構も含め、修景、造景の全体のデザインが求められていると思います。
・木を植える余裕がないくらい敷地を目一杯使って家を建ててしまうことが、
 本当に発注者のニーズにあっているのでしょうか。
 ほとんど金額と間取りの使い勝手の話だけになっていますね。
・季節ごとに花が咲く木もあれば、身がなる木もある。
 葉の色も違う。それを上手に構成して植えていく。
 植栽のデザインによって、夏の暑さも軽減できます。
 小さな敷地でも、そんな家に住んでみれば、
 昔からそこに植わっていたように思えてきて、
 四季を実感できるはずです。
こういう施工側の想い、きちんと伝えていかなければいかないし、
共通認識できてから初めて前に向かって進むもの。
施工側の独りよがりになってしまってもいけない。
この内容は、いま勉強しているパッシブデザインの考え方に、
欠かせない重要な要素の一つだと思います。
家と庭が一体となった暮らし。
そしてその中から四季を感じる喜び、楽しみ。
住まい手のほうから、どんどん前向きに楽しんでいく暮らし。
そういった暮らしから、本当の快適さ豊かさがあるんじゃないのかな。。。
今年は、きちんと伝えていく努力もしていこうと思います。

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