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徳島杉。

2018.11.21

独立当初からのこだわりのひとつに、
仕上げの木材には、
徳島杉を使うようにしています。
以前勤めていた会社からのご縁で、
徳島の山の材木屋さんから
直接購入できるので、
とてもきれいな杉材が手に入るんです。
上小節(小さな節がある)といった材料の程度でも、
ほぼ無節の材料がいつも届きます。
(専門用語ですね、笑)


今日、現場に行くと、
大きな板材となった杉板。
とてもきれいですよね。
4枚の幅広の杉板を
はぎ継ぎしてもらい、
一枚の大きな板にしてもらってます。
木材を幅方向に継ぎ足す方法を
はぎ継ぎといってるんですけど、
「はぎ手」というのが正式なのかも。
この方法をつかって、
無垢のテーブルの天板を
つくったりもしますが、
今回は、階段の段板に使います。


大きな板材を大工さんに
現場でカットしてもらい、
4段廻りの段板になります。
徳島杉といっても、
とれる山によっても、
色合い等が全然違っていて、
全くの別物といってもいいぐらいです。
そして、仕上げに使われるのであれば、
当然見た目が変わってくるので、
仕上がったときの空間の
雰囲気にも影響が出ます。
なので、床材、天井材、窓枠など、
いろんな部位によって、
購入先を変えてます。
徳島杉だからどこにでも使う、
ではなくて、
それぞれの良さを活かすためにも
適材適所だと考え、
使うように決めてます。
このこだわりが、
お客さんの暮らしにも
関わってくるはずなんです。
実際、私の自宅も
そういう使い分けしてますが、
微妙な仕上がりの差に
影響してるのがよくわかります。


そんな自宅を見学していただけます。
自宅、見学できます。
お気軽にお声をお掛けください。
e-mail : 
k-support@mb.pikara.ne.jp

K-support片山

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