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瑕疵担保保険

2018.11.30

松茂・中喜来のいえ。
中間検査でした。
木造住宅の中間検査は、
市役所などの役所関係の検査と
瑕疵担保保険の検査員による
2回するのが一般的です。
役所の検査は、
確認申請とおりに工事が
進んでいるかのチェックです。
じゃあ、瑕疵担保保険の検査って??


こちらも当然、図面どおり
工事できているのかの検査なんですが、
本来の目的は少し違います。
住宅の新築工事の基本構造部分に関しての
瑕疵(欠陥)の部分については、
工務店等は引渡しから10年間は、
無料補修などが義務付けられています。
基本構造部分とは、
柱や梁など住宅の構造耐力上主要な部分、
雨水の浸入を防止する部分
のことを指します。
よくお客さんが勘違いしてしまうのが、
どんなことについても10年間保証義務が
あると思ってしまうんです。
住宅は、
基本的には太陽や雨風にも
さらされているので、
経年劣化や使用による
劣化もありますので、
この辺については、
有償のメンテナンスになります。


図面を元に、
構造はもちろん、
これから施工する、
屋根、外壁、ベランダ防水など
雨漏れについての注意点や
施工のポイントも聞き取りで
チェックしていきます。
少し前に
ある構造偽装問題のときに
この瑕疵についての保証が
対応できないことがきっかけとなり、
住宅瑕疵担保履行法が
制定されました。
これは、新築工事をするときに、
保険をかけておいて、
瑕疵が発見されたときには、
保険金が下りてきて、
しっかりと修繕されて、
お客さんの暮らしが守られる
そういう保険です。
工務店に保険金が下りてくるので、
安心して補修工事もしてもらえる
そして、万が一工務店が廃業していても
お客さんのほうに保険金が
降りてくるので他の工務店に
補修を依頼できる。
でも、実際この瑕疵についての
問題が起こったとき、
工務店が廃業してしまうと
いろいろと問題があるようです。
K-supportでは、
この瑕疵担保保険を
使わないといけない状況が
まずないようにしっかりと
工事をしていますが、
それでも万が一ということも
あるかもしれない。

家を建てて
不幸になる人を無くす。


この想いがあるので、
お客さんの暮らしを守るためにも
K-supportの永続が重要だと
改めて感じました。
そして、お客さんの暮らしに寄り添い
支えていきます。
あっ、今日の検査も無事に合格しました、笑
K-support片山

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